元気スクール訪問記 -池谷体操倶楽部-
- 視力アラカルト
- 2015.04.01
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ソウル・バルセロナオリンピックメダリスト 池谷幸雄さん
ソウルオリンピック・バルセロナオリンピックで、見事な演技で日本中を魅了した池谷幸雄さん。
22歳で惜しまれながら引退したのちも、爽やかな笑顔で国民のアイドルに。
そんな池谷幸雄さんですが、現在は、「池谷幸雄体操倶楽部」の指導者として、子供たちの心と体の健全な育成に努めています。
取材の待ち合わせをしたのは、横浜市都筑区のスポーツクラブNAS港北
池谷幸雄体操倶楽部NAS港北校は、このスポーツジムの中で週に1回開催されます。
4歳から6歳までのジュニアジムと、小学生~中学生のキッズジムが行われるとのことで、時間になると、元気いっぱい、瞳をキラキラさせた子供たちが次々と教室へ入ってきました。
小さくてもキリッとした感じがあるのは、やはり将来のオリンピックを意識しているから?!そんな時、びっくりするくらい大きな声で挨拶をしながら、池谷さんが教室へ入ってきました!
「こんにちはっ!さあ、みんな始めるよ!」
その声の大きさには正直、レポーターもビックリ。
あの、爽やかなイメージからはちょっと想像できないような、芯から響くような大きな声。
それでも子供たちはいつものこと、というように、平然とキレイに整列をしていました…。
池谷幸雄体操倶楽部は、思った以上にスパルタのイメージです?!
(池谷幸雄体操倶楽部の様子はこちらからどうぞ)
クラブを見学してから、いよいよインタビューを行うことに。
どうして体操教室を始めたのですか?
池谷幸雄さん(以下池谷)
「はじめまして、こんにちは」
眼育レポーター(以下レポ)
「は、はじめまして。
先ほど、クラブを 見学していたのですが、失礼ですが結構スパルタな感じなんですね!」
池谷
「スパルタというか、ものすごく真剣です。
技能面だけでなく、しつけや挨拶も指導のうちですからね。
協調性もしっかり教えていますので、必ず挨拶ができる子になりますよ。」
レポ
「そうなんですね!確かに、池谷さんの真剣さがひしひしと伝わってきました。
さて、池谷さんが体操教室を始めようと思われたきっかけを教えていただけますか?」
池谷
「子供が自由に体を動かせる環境が減ってしまったということが、一番のきっかけですね。
それは大人が勝手に作り出した、大人にとって便利な社会というだけで、子供には罪はないんですけれども。」
レポ
「なるほど。確かに都会では車も多く、ビルだらけだったり。
子供たちが自由に遊べる環境はあきらかに減っていますね。」
池谷
「昔の子供たちは、山や空き地で遊んだり、川で泳いだり、自然と体を動かすチャンスがたくさんあったものでした。」
レポ
「今は、携帯電話やゲーム機器などが増えて、ますます外で体を使って遊ぶ機会が減ってしまっていますしね。」
池谷
「そうです。それも大人がそういう環境にしてしまったからです。
子供にアニメDVDを見せておけばジッとしていますから大人は楽かもしれませんが果たして健全と言えるのでしょうか。
このままでは子供たちが大変なことになってしまうと思って、体操クラブを始めたんです。」
レポ
「え・・大変なことって?!