虹彩
- 目の用語辞典
- 2015.05.08
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虹彩(こうさい)とは、眼球の色がついている、いわゆる「瞳の色」にあたる部分を虹彩(アイリス)と言います。
毛様体の手前にあり、ドーナツのような輪っか状の組織。
虹彩の中心には、いわゆる「黒目」と言われている部分があり、これを瞳孔(どうこう)と呼びます。
一見、この瞳孔が大きくなったり小さくなったりしているようにみられがちですが、
実は、虹彩が伸び縮みすることによって瞳孔が拡大・縮小され、光の量が調節されています。
光彩は、カメラに例えると絞りの役割をします。
虹彩は伸び縮みした際にしわが寄ります。
これは、生まれる前から形成が始まり、2歳頃にはほとんど変化しないと言われています。
そのため最近では、指紋認証のように固有の識別情報と捕らえ、生体認証に利用されるケースが増えています。