遠近回復法
私たちの目はもともと遠くのものから近くのものまで、ピントを合わせてはっきり見ることができるはずです。
ところが、特に都会などで生活している限り、近くのものばかりにピントを合わせて見ることが多く、遠くのものにピントを合わせることがほとんどなくなりました。
そのため、遠くのものにピントを合わせる能力、「遠方視力」が低下してしまいました。
成長するに従い、スマホやパソコン、携帯型ゲームなど近くのものにピントを合わせる能力、「近方視力」が求められるため、遠方視力はますます低下していきます。
この回復法は、遠方・近方の両方の視力をバランスよく使うことによって、視力を回復させるのが目的です。
勉強やテレビなど近方視力ばかりを長時間使った後は、外へ出て遠くの風景や空の雲などをゆっくり眺め、できるだけ遠くのものにピントを合わせるようにします。