第47回眼 視力にも影響!?身体のストレスって??
- 視力回復辞典(視力回復の真実)
- 2008.02.15
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はじめに
今年も、やってきてしまいました。
…そう、花粉症の季節です!
インフルエンザの流行も終わりきらないうちに、今年はいち早く花粉の飛散が始まったようです。
昨年からずっとマスクを手放せない、という人もいらっしゃることでしょう。
以前は、成人だけがかかるものと見なされていた花粉症。
ですが、ある製薬会社が16歳未満の子を持つ父母8,500人に行ったアンケートでは、3割以上の子どもが花粉症という結果が出ています。
近年では、乳幼児でも花粉症の診断を受けるケースもあると言います。
花粉症とはまさに、末長くつき合っていくものになりつつある、と言えるのかもしれません。
ここまで花粉症人口が増え、低年齢化を招いた要因には、スギ花粉の増加のほか、食生活の変化、大気汚染、ストレス…
など、現代人を取り巻く生活環境の変化があると考えられています。
昔はほとんどなかったのに、現代人の生活習慣から生まれ広がっていったという点では、近視にも似たものがあります。
そして、現代っ子に特有であるという意味では、“ストレス”もその1つ。
子どもたちが抱えるストレスと視力低下の関係について、このメルマガで取り上げたこともありました。
小学生のうちからあまりに忙しい生活を送る…など、子ども本来の姿とはかけ離れたスタイルが、ときに近視を後押ししてしまうこともある――そんな側面をご紹介しましたが、今回は、その続編とも言うべき内容をお送りしたいと思います。
現代っ子にふりかかる問題とは…
多忙な生活や人間関係の複雑な悩みなど、本来なら子ども時代には無縁のはずだったもの。
それらが日常生活に入り込むことにより、これまた本来子どもには無縁だったさまざまな問題が、現代っ子にふりかかっているわけです。
ストレスによる近視なども然り――。
子どものストレスに気づいたときに、親ができることとして
- おいしく楽しい食事の場をつくること
- 運動、入浴、そしてリラックスした睡眠を与えること
- 叱り方や指示のしかたを変えてみること
- 子どもの「いい部分」に着目して子どもにも伝えてあげること
- 外に出て、子どもといっしょに遊ぶ時間をつくること
このような点を、第44回では掲載しました。
意識して子どもと楽しく過ごす時間をつくったり、子どもへの接し方を工夫したり…
といった、主に精神面に配慮した“子どものストレス対処法”ですね。
このように、ストレスへの対処というと、大人子どもを問わず、精神面からのアプローチを考えることが多いように思います。
もちろんそれは重要なことです。
精神的な緊張 = ストレスが、からだの不調を引き起こすことは確かですから、それを和らげる工夫や方法を知っておくことは、健康の必須条件とも言えるかもしれません。