第69回眼 近視の進行を防ぐDSとの距離の取り方は?
- 視力回復辞典(視力回復の真実)
- 2010.02.12
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お子さんに、DSに必要な「距離」を教えられますか?
子供がDSをやっていると、気になってしまいますよね。
小さな画面をじっと見るだけでも目に良くないのに、子供って夢中になると、どんどん目を近づけるから…
今回は、「DSの距離の取り方」に関連する大切なお話を、眼育(めいく)博士がしてくれます!
どうぞ、お見逃しなく!
■登場人物■
【眼育(めいく)博士】
眼育トレーニングの創始者で目の健康のエキスパート
【ミドリママ】
30代のワーキングマザー
息子のケンタの視力を、何とか回復させたいと思っている
【ケンタ】
9歳。学校の健康診断で視力が落ちていたことが発覚
眼育博士との会話は、さらに続いて…
【ミドリママ(以下ママ)】
「でも博士、男の子って育てるのが難しいですよね。」
【眼育博士(以下博士)
「え!?いきなりどうしたんですか、ママ?
う~ん、私は目の育児の専門家ですが、それ以外の分野は、適切なアドバイスができるかわかりませんよ。」
【ママ】
「そうですよね、ハァ…」
(ため息をついてから、うらめしそうに博士をみつめるママ。)
【博士】
「…まあ、話を聞くだけなら…」
【ママ】
「本当ですか?やっぱり博士は心の友ですね♪
実は…」
話はさかのぼり、数日前の夜。
夕食後、さっそくソファーに腰掛け、DSを始めるケンタ。
ゲームに夢中のケンタは、画面に目を近づけ、まるでダンゴ虫のように、体を丸めています。
キッチンで洗い物をしているママは、ケンタの姿勢が、気が気ではありません。
【ママ】
「ちょっと、ケンタ!さっき、さんざんDSで遊んだでしょう。
もう今日はゲームは終わりよ。」
【ケンタ】
「ちゃんと時間決めてやってるもん。
ゲームの時間は1日1時間でしょ?まだ15分残ってます~」
【ママ】
「それにしたって目を近づけすぎよ!!
これ以上視力が下がったらどうするの!」
【ケンタ】
「はぃ~はい」
渋々、姿勢をもとに戻すケンタ。
それを確認してから洗い物を続け、ふとケンタを見るとまた目を「画面ぎりぎり」まで近づけている。
思わず、洗い物を放り出してソファーの方に走り寄るママ。
【ママ】
「目を離しなさいって言ってるでしょう!
どうして分からないの!!」
真っ赤になって怒るママを見て、シュンとうなだれるかと思いきや、反抗的な目を向けるケンタ。
【ケンタ】
「じゃあ、どのくらい?」
【ママ】
「…え?だから、目に悪くない距離よ。」
【ケンタ】
「そんな言い方じゃ分からないよ。何センチ?
どのくらい離せば『目に悪くない距離』なの?」
【ママ】
「…それは…えーと…」
答えられないママを見て、軽蔑(?)したような視線を向けるケンタ。
…
【ママ】
「ショックじゃないですか!?
私、こんなにケンタのことを考えてるのに!
あんな風に口答えする子じゃなかったのに…反抗期なのかしら。
うわ~ん、私の最も恐れていた事態だわ~、ケンタにババアとか呼ばるようになったら最悪~」