第97回眼 憧れの職業に、あなたの視力でなれますか?
- 視力回復辞典(視力回復の真実)
- 2012.12.10
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視力が悪いとなれない職業
子供が将来の夢を語ってきたら、嬉しくて、何とかバックアップして、叶えてあげたくなりますよね。
でも、視力が低いことが原因で、その夢にチャンレジする資格すら、奪われる場合があるんです。
今回は、「様々な職業で求められる視力」に関連する大切なお話を、眼育(めいく)博士がしてくれます!
今号も、他では決して聞けない貴重な情報が目白押し♪
どうぞ最後までお見逃しなく!
■登場人物■
【眼育(めいく)博士】
眼育トレーニングの創始者で目の健康のエキスパート
【ミドリママ】
30代のワーキングマザー
息子のケンタの視力を、何とか回復させたいと思っている
【ケンタ】
9歳。学校の健康診断で視力が落ちていたことが発覚
ケンタの視力低下がきっかけで、視力のスペシャリスト、眼育博士に相談することになったミドリママ。
今日も、眼育博士の研究所に、目の勉強に来ているようです…
【ミドリママ(以下ママ)】
「この前の土曜日に、地元のお祭りに行ってきました~。」
【眼育博士(以下博士)】
「へえ、それはいいですねぇ。
ケンタくんも喜んだでしょう。」
【ママ】
「大喜びでした。
出し物のひとつに、消防士の格好をして、放水できるイベントがあったんです。
例の銀色のキャップをかぶって、本物のホースで、放水するんです。」
【博士】
「それは面白そうだ。」
【ママ】
「凛々しくて、スマホで写真撮りまくっちゃいましたよ~、私。」
【博士】
「どれどれ、あ~良く撮れてますね。
本物の消防士みたいじゃないですか。」
【ママ】
「あれからケンタ、『僕は消防士になる!』って、ずっと言ってるんですよ。
ちょっと危険はあるけれど、手堅い職業よね。
私の子供の頃の夢はアイドルだったけど、そのへん、ケンタは、堅実よね。
ところで博士、消防士ってどうやったらなれるのか、知ってます?
試験とか受けるのかしら。」
【博士】
「試験もありますが、消防士になりたいなら、視力が良いことは、絶対条件ですよ。」
【ママ】
「え、視力?消防士になるのに、視力って関係あるんですか?」
【博士】
「消防士になるには、裸眼視力が0.3以上ないと、試験を受けることができないんですよ。」
【ママ】
「え~!!知らなかった~。
パイロットなんかは、視力が悪いとなれないって良く聞きますけどね。」
【博士】
「パイロットの場合は、特に厳しく視力の制限がなされています。
単に視力だけではなく、目の屈折度数まで基準が決められています。
- 日本国内の基準では、+-0.25D以内
- 事業用ヘリのパイロットは、-4.0D以内
- 自家用ヘリのパイロットは、-5.0D以内
ちなみに、Dとは、屈折度数の単位です。
マイナスの記号が近視を表し、数字が大きいほど、近視の度合が大きくなります。」
【ママ】
「そうなんですか。
他にも視力に左右される職業って、ありますか?」
【博士】
「そうですねぇ、ざっと挙げると、警察官、航空機の客室乗務員、看護師、競馬騎手といったところでしょうか。」
【ママ】
「けっこうあるのね…。
視力が低いとなりたい職業にもつけない可能性があるんですね。」
【博士】
「他にも視力制限こそありませんが、野球選手や保育士などは、視力が悪いと不利な職場と言われています。」
【ママ】
「メガネとかコンタクトとか使えば、大丈夫なんじゃないですか?」
【博士】
「スポーツ選手は激しく動くので、メガネをかけるのは難しいですね。
野球など屋外スポーツの場合、土埃を浴びるので、コンタクトも難しい場合があります。
保育士に関しては、一度に大人数を責任をもって見なくてはいけない関係で、コンタクトがずれたり紛失したりした場合に大変なことになる、と嘆いておられる方が多いですね。」
【ママ】
「博士、私、ケンタの将来の選択肢を狭めたくないんです!
何か良い方法はありませんか??」