ミオピン
ミドリンやサンドールは、眼底検査時に用いられる薬で、筋肉を麻痺させて毛様体を緩ませる目的で処方されます。
これに対し、ミオピン(マイピリン)は、反対に筋肉を刺激することで毛様体に働きかけ、一時的に調節力を上げる目的で処方されます。
どちらも毛様体筋に働きかけるのですが、麻痺させるか、刺激するか、という違いがあります。
ミオピン(マイピリン)の方が濃度がうすく、ミドリン程の副作用はありません。
ですが、どちらも一時的な対処療法であり、本質的な視力の改善とはなりません。本来自分が持っている機能を引き出す方法のほうが、本質的な問題解決になります。