ハーフタイム
近視の方は、目の疲れに気が付きにくい傾向にありますが、読書、ゲーム、パソコン、携帯電話等のモバイル端末など、近くを見る作業を長時間続けることは、目にとって負担となっています。
近業(近くを見る作業)をしたら、『遠くの違う距離のものを眺める』という休憩を入れる癖をつけましょう。
効果的な休憩方法は、10~30分間、テレビ、読書、パソコン、ゲーム等を行ったら、10~30秒でいいので、裸眼で見える範囲で、いちばん遠くをリラックスした状態で眺める方法です。
近視の進行を防ぐために、私たちが推奨しているのが、この「ハーフタイム」です。
ハーフタイムは、凝視の合間に眺視をすることで、凝り固まった目の筋肉を伸ばします。
【ハーフタイムのコツ その1】裸眼で行います。
【ハーフタイムのコツ その2】自分が裸眼で『ピントが合わせられる距離』で、一番遠い距離を見ます。
ちまたでよく「遠くの緑を見る」と言われますが、その方法には一長一短があります。
遠くの距離が、まるでピント調整のできない距離の場合、目の筋肉は反応しないため筋肉への刺激は不十分となります。
目の良い方にとって「遠くの緑を見る」を見ることは休憩になりますが、視力の落ちている方にとっては、休憩にならない場合があります。
目の休憩は、ピントの合わせられる距離で行うのが効果的です。