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第110回眼 集中力と視力のアブナイ関係?!
- 視力回復辞典(視力回復の真実)
- 2014.04.15
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公開Q&A(1):『集中力が高いと近視になりやすいってホント?』
■登場人物■
【眼育(めいく)博士】
眼育トレーニングの創始者で目の健康のエキスパート
【ミドリママ】
30代のワーキングマザー
息子のケンタの視力を、何とか回復させたいと思っている
【ケンタ】
9歳。学校の健康診断で視力が落ちていたことが発覚
【ママ】
「それでは、お寄せいただいた質問の中から選んで、Q&Aにいきまますよ~。
集中力が高いと近視になりやすいってホント?
え、そうなの!?
でも、集中力は、あるほうがいいに決まっていますよねえ??」
【博士】
「確かに、集中力は勉強でも仕事でも、とても素晴らしい長所です。
でも、こと視力に関しては、この”集中力の高さ”がネックになって、視力低下を招いてしまうこともあるんですよ。
集中力の高いお子さんは、長時間飽きずに、目の前のことに集中してしまいがちです。
そして、近視は『近くのものを長時間見続けること』が大きな要因のひとつでしたよね?
近くばかり見ていると、目の筋肉の緊張状態が固定され、遠くを見るときに弛緩しづらくなるからです。」
【ママ】
「そうだったわ。
たとえば、日常生活の中では、ゲームとかテレビとか、近くのものを見始めたらずっと見っぱなしで、酷使してしまうことって多いですものね!
特に、集中してみている時なんか、”目が疲れたよ~”という自分の身体の声にはなかなか気づかないし。」
【博士】
「その通り。
集中していると”目が疲れた”という身体の声になかなか気づかないので、いっそう近視につながりやすくなるわけです。
反対に、集中力が散漫なお子さんは、キョロキョロと注意が飛びやすく、飽きっぽかったりしますよね?
結果として、遠くと近くを交互に見ることになり、近視になりにくいのです。」